寺院概要
山号 | 祥雲山(しょううんざん) |
寺号 | 康泰寺(こうたいじ) |
住所 | 島田市旗指2883-1 |
本尊 | 聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ) |
草創 | 1576年(天正四年)創立 |
開創 | 1600年(慶長五年) 曹洞宗として開創 |
開山 | 琴峰寿泉大和尚 静居寺三世 1582年(天正十年)五月十六日示寂 |
開基 | 年室寿公首座 1615年(元和元年)五月二十九日示寂 |
中興開基 | 片川次左衛門 |
現住 | 五藤 善成 |
康泰寺の歩み
創建から400年以上
創建から400年以上
現在康泰寺は旗指の山を背にし、自然の緑に囲まれた中にその伽藍(がらん)が聳えています。400年余りのも間に3度の移転をし、この広々した地に落ち着きました。
1576年 (天正4年) | 静居寺僧堂にて修行を積んだ 琴峰寿泉大和尚(きんぽうじゅせんだいおしょう)によって当時の菰川(こもがわ:現在の中河町と元島田境界付近)と呼ばれた地に草庵を結び、康泰寺を開創。 |
1600年 (慶長5年) | 曹洞宗として開創。 |
1604年 (慶長9年) | 大井川の大洪水で流出し元島田に移転。 (その後、治水工事が進み島田宿の元の場所へ戻る。) ※島田宿が東海道五十三次の重要な宿場町として発展してくる |
1660年 (万治3年) | 有力者の一人である片川次郎左衛門(材木商「片川屋」)が、片川家の墓地のある康泰寺を島田宿の近くに移転しようと発願。島田宿の輪中堤の中でも安全な場所、玄性(げんしょう:現扇町)にある片川の自己所有地を二反五畝分(約2500㎡)寄進し、康泰寺を移転。 ※明治維新には市役所と法務局の仮事務所として康泰寺の本堂が使用される。 |
1945年 (昭和20年) | 昭和20年7月26日米軍機の空爆を受けるが寺の被害は本堂が傾き、瓦が全て落ちた程度ですむ |
1972年 (昭和47年) | 高度成長期により人口や住宅が増加したことにより島田市もそれに合った近代年とするための区画整理事業が始まった。町の中心にあった康泰寺は、島田市の発展のために旗指の山裾の静かな場所に移転し、現在に至る。 |
境内案内
本堂
築50年を超える本堂は白い塗壁がその重厚感と静寂を醸しています。
位牌堂
位牌の役割は、この世にいる私たちとあの世にいる故人(ご先祖様)とを繋げることです。 三十三回忌もしくは五十回忌の法要を終えると、お寺に納める慣習があります。そのため、位牌堂は代々のご先祖様の位牌が安置されている場所でもあるのです。ご位牌をお預かりし、ご先祖様をお祀りし、朝夕に読経(どきょう)して、ご供養させて頂きます。
永代供養
個人墓地の奥に永代供養のできる供養棟がございます。駐車場からも近く直線で段差もなく、敷地内はコンクリート舗装されておりますので車椅子の方でも安心です。
個人墓地
本堂と駐車場に一番近くコンクリートの舗装がしてありますので駐車場から段差がなくお参りしていただけます。車椅子の方なども安心してお参りしていただけます。
一般墓地・北側山
山の傾斜を利用した南面の暖かな墓地です。見晴らしもよく、気持ちの良い風を感じます。
一般墓地・西側
南に面した日当たりの良いお墓です。 墓地の敷地内への階段には両側に手すりを設置しております。
慰霊碑
浅野新聞店従業員様慰霊碑。
駐車場
バリアフリーの広々駐車場を完備しております。